フカセ釣りにおいてウキは、仕掛けを狙ったタナ(深さ)まで運び、魚のアタリや仕掛けの位置を目で伝えてくれる重要な道具です。ウキ選びを間違えると、仕掛けがうまく馴染まず、タナが取れないというトラブルにもつながります。ここではウキの種類と、ハリス・針・ガン玉の基本的な考え方を解説します。
種類ウキの種類
形状で分けると、丸みのある「円錐ウキ」と細長い「棒ウキ」があります。円錐ウキは飛距離が出やすく風にも強いため、初心者にも扱いやすいタイプです。また、仕掛けの動き方で「固定ウキ」と「遊動ウキ」に分かれ、水深に合わせて糸が通り抜ける遊動タイプの方が、深いタナを狙う際に扱いやすくなります。
浮力ウキの浮力と号数
ウキには0〜3B程度の浮力表示があり、数字が大きいほど浮力も強くなります。オモリやガン玉とのバランスを取り、ウキがわずかに沈む、または水面ギリギリで浮く状態に調整するのが基本です。このバランスが崩れていると、仕掛けが潮になじまず、道糸がスムーズに出ていかない原因になります。
ウキの残浮力設定は、各メーカーごと微妙に違います。浮力にバラツキのない、自分の釣り方にマッチしたウキを見つけましょう!
ハリス・針ハリスと針の選び方
ハリスは道糸よりも細いフロロカーボンラインを使うのが一般的で、1.5〜2号程度が扱いやすい太さです。針はグレ針の5〜7号前後を基準に、餌のサイズや魚の活性に合わせて選びます。ハリスが太すぎると食い込みが悪くなり、細すぎると根ズレや大物とのやり取りで切れやすくなる点に注意しましょう。
ガン玉ガン玉によるオモリバランス
ガン玉は仕掛けを沈める小さなオモリで、打つ位置と数によって仕掛けの沈み方が大きく変わります。道糸が思うように出ていかない、タナが取れないという場合、原因の多くはこのオモリバランスと、道糸の水切れ、潮風による糸ふけのいずれかにあります。まずはガン玉を1つ追加して沈みを確認するところから調整してみましょう。
仕掛けが入っていかないときは、①道糸の水切れ、②オモリバランス、③潮風による糸ふけ、の3つを順番に疑ってみてください。
まとめ仕掛けの基本構成
- ウキ:円錐・遊動タイプ、浮力0〜2B程度から
- ハリス:フロロカーボン1.5〜2号
- 針:グレ針5〜7号
- ガン玉:B〜3B程度で微調整
次回は、フカセ釣りのもう一つの要である撒き餌の作り方を解説します。