「21世紀県民の森」という名の総合施設があり、湖畔をレンタル自転車で走ることのできるサイクリングロードや、子どもたちが遊べるアスレチック、バーベキュー設備やテニスコートまであります。アヒルボートのレンタルや、釣り用エレキボートレンタルもできるようです。
子供達をつれて、レンタル自転車でバス釣りサイクリング、お昼はバーベキューなんて楽しいかもしれませんね。
ボートレンタル小屋の駐車場に車を止め、アスレチックの中を抜けると、波も風もないヘラブナ釣りにはもってこいの釣り場がありました。釣り座はここに決定です。イスに竿たてをセット、仕掛けを作り、浮きを選ぶ。
練り餌を作って準備OK。温かい気候の中、蚊に邪魔されることなくゆっくりとヘラブナ釣りを楽しめるこの時期は、ここにいられるだけで最高ですね。
いよいよ釣り開始です。
「春のヘラブナは底を釣れ」との言葉を信じ、今日は2本針の底釣りにし、上針にはバラケだんご、下針にはグルテンを使用しました。
手返し良く一時間ほど餌射ちを続けた頃、ようやく浮きに変化がありました。しかし、モヤモヤとした触りのまま、喰いあたりを見極めることができず餌落ち。
再度打ち直して浮きがなじんだ瞬間、浮きの1色分がすっと沈んでピタッととまりました。
理想の喰いあたりに即アワセ。
鯉かと思うよな引きで上がってきたのは30cmの良型でした。
その後はピタッと2時間反応なし・・・。
前あたりもなしに突然すっと浮きが沈み、慌ててアワセるとこれまた良く引く魚で、上がってきたのは35cmのヘラブナでした。
管理釣り場で小柄なヘラブナ釣りに慣れていた私は、こんなにも体高のあるヘラブナを実物で初めて見ました。とってもきれいですね。
その後餌がなくなるまで二時間粘りましたがあたりもなく納竿としました。
小さな頃からしていたヘラブナ釣りには多少自信がありましたが、一日粘って2匹とは・・・。
寄せる、喰わせる、安定的にあたりを出す。管理釣り場では当たり前のようにできる事が、ここでは何もできませんでした。
広い湖でのヘラブナはとても難しいと実感しました。
必ずリベンジしにいきます。
蚊が動き出す前に・・・。
