PEライン/選び方と比較

PEラインは、ルアー釣では、最も主流になりつつあるラインです。
PEラインの特長として、伸びがほとんど無く、コシが無くてしなやかなラインです。
ルアー釣りのメインラインとして使われることが多いです。

しかし、PEラインは、伸びが少ないため、瞬間的な衝撃に弱く、PEラインを単体でルアーなどに結ぶと、合わせたときに切れることがあります。
PEラインを使用するときは、PEラインの先に、フロロカーボンラインのリーダーを結んで使用します。
結び方も、普通の結び方では、ほどけてしまうので、PEラインとフロロカーボンラインの結束には、特殊な結び方が必要となります。

PEラインについて知ろう

PEラインは、ポリエチレン繊維を複数編みこんだライン(マルチフィラメント)です。
極細のポリエチレン繊維を何本か編みこんで一本のラインにしているものがPEラインです。
PEラインに、3本編みとか、4本編みと書いてあるものもあります。
上記でも書きましたが、PEラインは伸びがほとんどありません。
伸びがないと言うことは、高感度と言うことです。
また、強度が強く、同じ重さのものを持ち上げるとするなら、ナイロンやフロロカーボンに比べ、細い号数が使えます。

例えば
ナイロン 3号→12LB(ポンド)に対して
PE   0.8号→12LB(ポンド)となるのです。
ラインは、細い方がキャストしたときの飛距離が伸びます。
PEラインは、ルアーに最適なラインと言えます。

PEラインの弱点

PEラインの弱点についてまとめました。
ナイロンやフロロカーボンに比べ、価格が高い。
瞬間的な引っ張りに弱い。
比重が軽いため、風や潮に流されやすい。
リーダーを結ばないといけない。

弱点は、多々ありますが、それでも、「飛距離と高感度」で、多くの釣り人に、選ばれています。