魚の絞め方

釣った魚の処理方法として絞めるということを聞いた事があるもではないでしょうか、魚を絞めるとどのような効果があるのでしょうか?
釣り上げた魚は当然生きているわけですが、絞めずに放置しておくと魚の食味がどんどん低下していきます。
また、魚の体内に残った血液が生臭く感じられ、結果食味を損なう結果になります。

釣った魚を、美味しくいただこう!

自分で釣った魚は、お店で買うものと比べものにならないくらい 美味しく感じられるはず。

当然、苦労して釣った魚だから、美味しく感じて当然なのですが
しかし、それだけで美味しく感じられているわけではないのです。

釣った魚は、「お店で買った魚よりも美味しい」とよく言われます。
それには、ちゃんとした理由があるのです。

【釣った魚がお店で買った魚より美味しいのは、なぜでしょうか?】

お店で売っている魚のほとんどは、網で取った物で、網の中で必死にもがいた魚は、どんどん食味がおちていくことが分かっています。
また、ストレスを感じている魚も同様に、味が落ちるようで、養殖された魚も環境しだいでは、食味がおちてしまいます。
つまり、釣りたての美味しい魚が食べられるのは、釣り人の特権です! 釣った魚を美味しく食べるためには、さらに秘密があります。

【 釣った魚を美味しく食べるために 】

美味しく食べるためには、釣ってから持って帰るまでが重要になります。

★魚を絞める★

  • 魚を絞めて血抜きをする、重要なことですが、実際に魚を絞めて帰っている釣り人は少ないようです。
    せっかく釣った魚なのですから、正しく絞めて美味しくいただきましょう。

チヌなどは、目の後ろ側でエラの上部辺りからナイフを入れて背骨と神経を断ち切る。
魚が痙攣(けいれん)すれば絞まった合図です。

=美味しく食べる ワンポイントアドバイス=
  • カワハギは、肝が美味しいですね、釣り場で肝を取り出してタッパーなどに入れて持ち帰ると肝も新鮮に持ち帰れます。
  • 大型の魚は、尻尾の付け根を少し切り魚を折り曲げて血抜きをするとなおよい。
    血抜きをすることで、鮮度を保つ以外に魚の生臭さも軽減できます。
  • イカやタコは目と目の間が急所なのでピック状のものでさして絞めます。体色が白くなれば絞まった合図です。
icon icon
=その他の魚の絞め方=
  • コチは、頭が急所なので頭をナイフで絞めてください。
  • カレイなどは、裏側のエラ付近。
  • イワシなどの小魚はエラをとってしまえばOKです。
===さらに簡単!全ての魚に応用が効く方法===

エラの部分をナイフで切って尻尾の付け根を少し切り魚を折り曲げて血を抜く方法です。
エラには酸素を取り入れるため、多くの血管が流れています、魚が生きている状態でエラを切ることにより、効率的に血を抜くことが出来ます。

★魚を持って帰る★

クーラーBOXに入れて持ち帰るのが一般的ですが、クーラーBOXの使い方を間違っている人が以外に多いようです。
魚をクーラーに入れるときに、クーラーBOXの中に氷を入れ新聞紙などを敷いてその上に魚を入れるようにしましょう。
直接氷に魚を接触させないことが重要です。
  • 氷は、バラの氷より角氷の方が表面積が狭いため解けにくいです。
  • 氷が融けて魚が水に浸かってしまうと、浸透圧(しんとうあつ)の影響で魚が水っぽくなってしまいますので、ビニール袋などに入れて水が漏らないようにしましょう。
  • 保冷剤などはとても便利です。
小型のアジやイワシなど大量に釣れる魚の場合は、魚の頭を背びれ側に折り絞めることができます。
また、袋に入った氷を海水を入れたクーラーにいれ魚を浸けておくことで魚の血抜きとともに鮮度を保つことができます。
持って帰るときは海水を捨てて持って帰りましょう。


★刺身を美味しくする“一工夫”★

上記で浸透圧(しんとうあつ)について書きましたが、お刺身が水っぽいと感じたことありませんか?
なぜ?お刺身が水っぽくなるのか。
真水は海水と違い海水魚に吸収されやすく、魚が水分を多量に取り入れてしまうために水っぽくなるのです。
そこで、極力魚を真水に浸けてしまう事のないように調理しなければいけません。

特にイカなどを刺身にするときには、海水をペットボトルなどで持ち帰り調理のときに使えば、よりいっそう美味しいお刺身が食べられます。
※切り身にする前に、かるく真水で洗ってください。