チヌのフカセ釣り/テクニック編/全遊動仕掛け

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全遊動

「全遊動釣法」と言う釣り方が近年急激に普及しましたが、どのような釣り方なのか?
かんたんに言うと、ウキ止めを付けない、完全フカセ釣りということになります。
ウキ止めが無いので、表層から底まで、狙えるエリアが広いのがメリットです。
逆に言うと、慣れるまでどのくらい仕掛けが落ちた(入った)かわからず、タナが絞り込み難いと言うデメリットもあります。
よくある質問で、「ウキ止めが無いのにウキにアタリが出るのか?」と聞かれます。
フカセ釣りをある程度かじったことのある人だと直ぐにわかることなのですが、仕掛けは、ウキをさかいに、沈む角度が変わります。
アタリがあると、仕掛けが直線になろうとするので、ウキは必然的に沈むこととなります。


全遊動は、魚の食いが悪く、タナの絞込みができない状況などで、有効な釣り方です。しかし、慣れない人がやると、タナが絞り込めず根掛かりが多発と言うことにもなりかねません。
どうしても釣れないときの、仕掛けパターンとして、覚えておいて損は無いと思いますが・・・。

Contents

  • 仕掛けのハリ方

    仕掛けをしっかりハリ自然に馴染ませることで撒き餌の中でサシ餌をチヌに食わす。

  • レバーブレーキリールの使用

    フカセ釣りのリールにレバーブレーキドラグが付いている理由。

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