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アコウ(キジハタ)陸からのルアー釣り

アコウのルアーフィッシングは難しい釣りと思われるかもしれませんが、ポイント(釣り場)や時間帯、釣り方を間違わなければ、初心者でも釣ることができます。
アコウは夜行性の魚で日中は岩の隙間などに身を隠してエサが近くを通るのを待っている状態ですが、夜になるとエサを求めて活発に動き回ります。
つまり陸からルアーを使ってアコウを釣るなら「夜が断然有利!」と言うことになります。
特に夜が明ける前がおすすめです。

アコウルアー釣りタックル

アコウを釣るルアー釣りタックルは、ロックフィッシュ専用ロッドとリールを使用します。
シーバスロッドでも良いのですが、できれば専用のタックルを使用することをおすすめします。
タックルにはスピニングタックルとベイトタックルの2タイプあります。
どちらが良いかというと難しいのですが、できることならベイトタックルをおすすめします。
ベイトタックルの方が慣れればトラブルが少ないことと巻き上げ力が強いことなどメリットが多くあります。
ベイトリールは、キャストが難しく慣れが必要ですが、慣れてしまうと手返しよく釣ることができます。また、右利きの人が左ハンドルを使用すれば、右手にロッドを持ち左手でリールを巻くためキャスト時もロッドを持ち帰ることがないので、さらに機動性を高めることができます。
おすすめのロッドは、
メジャークラフト KGライツ ハードロック KGL-702MH/B icon アコウ用おすすめロッド リールのおすすめは、左ハンドルの
アブガルシア(Abu Garcia) アンバサダーレボ ビッグシューターコンパクト-L icon アコウ用おすすめリール
ラインはPEラインが主流ですが、PE1号~1.5号とリーダーの組み合わせにするか、ベイトリールならフロロカーボンの16ポンド~22ポンドを使用します。

アコウをルアーで釣るためのリグ

アコウをルアーで釣るのに使うのは、ハードプラグよりソフトプラスチック製のワームを使用することが多いと思います。
ハードプラグでも釣れないことはないのですが、アコウは根魚で、起伏の激しい岩礁帯に身を隠しているので、プラグでは根掛かりが多くなってしまいます。
そこで、根掛かりが少ないワームのテキサスリグがアコウを釣るのに一番有効なリグとなります。
アコウは主に「小型のカニ、小型のエビ、小魚」などを食べているので、ワームもカニやエビ、小魚などを模したものを使用します。
ワームについては専用の物がたくさん市販されているので、色々と試してみてください。
おすすめのワーム
バークレイ Power Bulky Hawg(パワーバルキーホッグ) icon
ジャッカル(JACKALL) ウェーバーシュリンプ ソルトver icon

アコウ攻略のテキサスリグを考える

テキサスリグはシンプルな仕掛けですが、根掛かりが少なく魚が潜んでいるエリアを直撃できる優れたリグです。
アコウ釣りでは欠かせないリグの一つテキサスリグを解説してます。
はじめにテキサスリグの仕組みから
テキサスリグはバレットシンカー(ピストルの弾みたいな形)とオフセットフックを使用することで、ワームから針先を出さないリグが完成されます。
また、ワームより先についているバレットシンカーが障害物にあたり回避することで、ワームのズレなども抑制しています。
テキサスリグの基本
最近は感度に優れたタングステン素材のシンカーが主流です。
昔は鉛のワームシンカーでしたが、タングステン素材のワームシンカーをはじめて使ったときはあまりの感度のよさに感動(感度だけにかんどー)しました。
ビーズは入れる人と入れない人に分かれますが、アコウの場合夜間であればビーズを使わない手はありません。
ビーズの効果として、フラッシング効果と音効果があります。
暗い海底の中で、魚がエサを察知する手段として特に音には非常に意味があります。
フックは、オフセットタイプのソルトウォーター用をしようします。
フックのサイズは使用するワームに合せるようにしましょう。

ワームシンカーの固定について
基本テキサスリグはフリーシンカーで使用しますが、釣り場がテトラなど縦に深い穴の場合、穴の中にワームを落とす釣りをするにはワームとオモリが出来る限り離れない方が都合が良いので、この場合はアクティブ シンカーストッパートーナメント iconなどを使ってワームシンカーを固定します。